確かに、備蓄は大事だよね。
でもさ、備蓄が切れたらどうすんだって話まで考えておきたいとワタシは思うのだよ。
ペットボトルに入ったきれいな水が無くなったら、川の水を汲んでくる。
その水を沈殿させて上澄みだけすくって、その辺の紙で濾して、沸騰させて『ちょっと匂うけど飲めるな!』なんつって飲む。
乾パンが無くなったら、その辺の草を食べる。
簡易トイレが無くなったら、シャベルで掘って済ます。
そういう適応能力が要る。
いつも便利な場所にいる自分は、いざ災害って時には、何もできなくなっちゃってるんだと、そこに気づかないとダメだよね。
普段から、なんかあったときにあれも使えるな、これもつかえるな、ここを行けば助かるな、とか考えておく、備えるべきは自分の適応能力なんだよ。
それが最良の『備蓄』になるとワタシは思うのだよ。
トコロ辞典より抜粋