自分が不幸だったらまわりも全員不幸だと思っちゃうというのは、発想が、もう幸せじゃない。
みんな不幸なんだろうな、と決めつけちゃいけないんですよ。そういうアピールをする人とは、あんまりつきあいたくないかな、と。
それに、友達とはあんまり約束をしない、ということだね。
約束すると守んなきゃいけないし、守らなかったら何だかんだ、とお互い嫌な思いするじゃない。
『あいつに言っておいたはずなのに』
というのは、その人が言ったことが伝わってないということでしょ。
単に自分の伝え方が下手だってこと。
頼みごとしといて、
『あんなに言ったのに』
という怒り方は、基本的におかしいんですけど。
幸せな気分になれないから、あんまり人には頼まない、ということ。
私なんか明日につなげることより、とにかく今日の1日が大切だと思っているから、自然と、そういう人しか集まってこなくなっちゃったんですよね。
で、まわりが笑顔の幸せな友達ばっかりならいいんだけど、中にはそうじゃない人もいる。
でも、本当に親身になってくれる人、自分のことを思いやってくれる人の見抜き方って実は意外とカンタンなんですよ。
まず、本でいうと表紙みたいなことばかり言う人は、要注意だね。
『頑張ろうよ』とか『一生懸命やろうよ』とか。
だから何だよ、と思ったりするわけ。
それは当たり前の事でしょ?
そういうのは省かなきゃ。
この人の会話の中で、何が残ったか、そこが大切なんですよ。
残らない人とは付き合わない、ということだよね。
そういう人は親身になって考えてないもの。
所ジョージ著:No.1の幸せより