要はメリハリでね、学校でも楽しいヤツがモテるでしょう?しかも授業はちゃんと受けてるヤツ。

画像:BSフジ
ふざけたヤツだというのは、いい意味では使いませんけども、全然ふざけてない人は息苦しくて、人間関係がうまくいかないような気もします。
全部ふざけちゃうとふざけたヤツなんだけど、ちょっとだけふざけたら豊かな人だと思うのです。



要はメリハリでね、学校でも楽しいヤツがモテるでしょう?しかも授業はちゃんと受けてるヤツ。
なんか、スッキリしててカッコいい。

授業に『ふざけ』という科目があってもいいくらいですよ。
週に何回かでいいですから、時間割に『3時間目~ふざけ』とかね。
『ふざけ』の授業は、気持ちのやりとりとか具体的な感じで。
例えば、落語のなぞかけを勉強するとか、ダジャレを死ぬほど作ってみるとか。
『ナニナニとかけてナンと解く』
と勉強していると、頭が柔らかくなってくるし、絶対に社会に出て役に立つと思うんですけどねぇ。

『そんな!落語なんて、なぞかけなんて勉強しているヒマはありません!何を言ってるんですか!ふざけたことを!』
そ、ふざけてるんですよ。
そのほうが豊かだもん。

でも、新授業『ふざけ』は教育委員会も「けしからん」って言うんでしょうねぇ。
絶対通らないと思いますよ。
けしからんと言ってる人がつまらない人なんだから、そういうつまらない人にならないように言っても、つまらない人がハンコ押すはずがないのです。

まぁ、ふざけた人は人の上に立とうなんてあんまり思いませんから、社会をリードするはずもなく・・・こういう所で吠えていると。

出典:『所ジョージの私ならこうします-世直し改造計画-』より