なんでもかんでも無駄にしない。勉強する材料なんて、そこらへんに転がってると思うんですけどもねぇ。

教科書は学校の図書室に置いて、貸し出しで使えば紙の無駄が省けるとおもうんだけど、みんな毎年買ってますね。どうしてですかね。

1年から6年まで、小学校に1000人いつんだったら、千冊ずつあれば、それでOKですよ。
改訂があったら挟めばいいんだから。



学校図書の絵本はみんな買わないでしょう?それを全員に持たせているようなもんですから。

ずーっと教科書が回り持ちだったりすると、その教科書で後の偉い人や有名人が勉強してたりすることがわかったりして、やる気も出たりする。
医者や弁護士になった人が使った「さんすう」の教科書とか取り合いになったり。
教科書を取りあう=非常に正しい。

あと、筆記用具もね、市役所にあるようにボールペンの尻のところがボヨヨンコードになっているやつね。あれが教室の机のはじにボヨヨンとぶらさがっていると。

なんでもかんでも無駄にしない

だいたい日本て、勉強のこととなると、惜しげもなくお金を使っちゃったりするようなとこあるでしょう。どうなんでしょうねぇ。
『こんなに惜しみなく使っちゃっていいのかな』
と考えなくていいんでしょうかね。
教育とはカネのかかるものって、いつからこうなっちゃったんでしょうかねぇ。

カネなんてかけなくたって、頭よくなれると思うんですよ。
カネかけないと頭よくなれないというのは、それまでの頭だって感じがします。

勉強する材料なんて、そこらへんに転がってると思うんですけどもねぇ。

出典:『所ジョージの私ならこうします-世直し改造計画-』より